SSP固相重合装置とは
AceretechのSSP固相重合装置（Solid State Polymerization）は、PETリサイクル用途に開発された固相重合装置です。
主にポリエステル（PET）やポリアミド（PA）などの樹脂の分子量を増加させ、強度や耐久性を向上させるための装置です。このプロセスは、樹脂を固体の状態で加熱し、分子間の結合を進行させることで行われます。
この装置は、以下のような工程で構成されています：
1. 結晶化工程：樹脂を結晶化させ、次の工程での安定性を確保します。
2. 乾燥工程：樹脂内の水分を除去し、品質を向上させます。
3. 昇温工程：重合温度まで加熱し、結晶化度をさらに高めます。
4. 重合工程：分子量を増加させ、樹脂の強度を向上させます。
5. 冷却工程：重合を停止し、品質を維持します
