導入事例が増えています!ACERETECH(エースリテック)のリサイクル装置|選ばれる理由とライン構成(フィルム・硬質)

「再生ペレットを安定して作りたい」。
この目的は同じでも、現場の悩みはバラバラです。
- フィルムがふわふわして供給が安定しない
- 水分や揮発分で泡・気泡・スジが消えない
- 異物やインクで黒点・ゲルが減らない
- 人手不足で、前処理〜造粒まで工程をまとめたい
こうした“詰まりどころ”を、装置の構成そのものから解きにいく考え方が強く、結果として選ばれやすいのが ACERETECH(エースリテック)のリサイクル押出機(再生ペレットライン) です。
この記事では、「 なぜ選ばれるのか 」を工程課題ベースで整理し、用途別にどんなライン構成が合うのかまでまとめます。
再生ペレット化でつまずくポイントは、だいたいこの3つ
1) 供給が不安定(特にフィルム・袋)
フィルムや袋は、比重が軽くて噛み込みが不安定になりやすい材料です。
ここが安定しないと、吐出量・温度・圧力が揺れて、品質も歩留まりも落ちます。
2) 水分・揮発分(泡、銀条、臭い)
乾燥不足や材料由来の揮発分が残ると、溶融中にガス化して欠陥が出やすくなります。
前回記事(泡・気泡・スジ)ともつながる、王道の不良要因です。
3) 異物・インク(黒点、ゲル、フィルタ詰まり)
容リや印刷フィルムなど、異物・インク残りがあると、濾過が追いつかず停止回数が増えたり、黒点・ゲルが残りやすくなります。
ACERETECH(エースリテック)が選ばれる理由:工程を「まとめて安定」させる設計思想
ACERETECHの特徴を一言で言うなら、
粉砕〜減容〜(乾燥)〜溶融〜濾過〜造粒までを、なるべく “ ひとつながり ” で安定させる 方向の提案がしやすい点です。
たとえば、前段にカッターコンパクター(釜のようなユニット)を組み込み、粉砕・減容・乾燥の役割をまとめていく考え方は、フィルムや嵩高材で効きやすい代表例です。
さらに、ワンボタン操作など自動化の思想も強く、属人化しやすい工程を“運転に寄せていく”設計が取りやすいのも魅力です。
用途別:よく採用されるライン構成(どれが近い?)
フィルム・袋・ラフィア系:ワンステップ(カッターコンパクター+押出+造粒)
フィルム系は「供給の安定」が第一関門なので、
“ふわふわ材を安定して溶かしきる”構成が向きます。
- 粉砕〜減容〜乾燥〜溶融〜スクリーン〜ペレット化をまとめて省スペース化
- 機種ラインナップ(例:ACH80〜180など)で能力帯を合わせやすい
- ワンステップで「破砕・圧縮・可塑化・造粒」を一連で処理する考え方
こんなお悩みに・・・・
「フィルムの供給が暴れる」「吐出が揺れて品質が安定しない」「工程をまとめたい」
工場内スクラップ(端材・パージ材など):破砕〜ペレタイジング統合型
工場内リサイクルは「段取り」「省人化」「コスト」が効きやすい領域です。
破砕〜押出〜造粒をまとめて、扱いやすくする方向がフィットします。
- 破砕・粉砕・強制供給・可塑化・ペレタイジングを統合したコンセプト(例:ASP)
こんなお悩みに・・・・
「前処理の台数を減らしたい」「人が張り付けない」「端材回収を回したい」
硬質(フレーク・粉砕材):単軸押出ライン(硬質向け)
硬質材は、材料形状が安定している分、
濾過・脱気・温度管理で品質を作りにいく設計が重要になります。
- 硬質リサイクル用途向け(例:ASE)で、PE/PP/ABS/PS/HIPS/PC等の粉砕物・フレークに対応
こんなお悩みに・・・・
「硬質フレークで黒点を減らしたい」「安定吐出で後工程につなぎたい」
印刷フィルム・高水分・揮発分が厳しい:タンデム(2段押出+2段脱気)
ここが “ 人気の秘密 ” として語られやすいポイントのひとつです。
ガス・水分・揮発分が厳しい材料では、脱気を強く設計できる構成が効きます。
- 押出機が二段式で、スクリーンチェンジャーや真空引きも二段式にできる(例:ACSS)
- 「発泡を抑えられない」「印刷インクフィルム」「水分率が多い」などの用途整理もされている
こんなお悩みに・・・・
「泡・気泡が止まらない」「臭いが残る」「インクや揮発分がきつい」
rPETで品質要件が高い:乾燥+高脱気(フードグレード含む)
rPETは、材料の乾燥・結晶化・揮発分除去がボトルネックになりやすい領域。
高脱気(例:ルーツ真空ポンプ3段など)や、予備乾燥/結晶化の考え方が重要になります。
“人気の理由”を決めるのは、スペックより「チェックポイント」
装置選定の現場では、機械のスペック表より先に、ここを確認すると外しにくいです。
Check1:原料の形状は?(フィルム/フレーク/粉砕/パージ)
→ 供給の安定が必要なら、前段(減容・強制供給)の思想が効きます。
Check2:水分・揮発分は?(泡・臭いの元)
→ 真空脱気の強さ、段数(タンデム含む)で選び方が変わります。
Check3:異物・インクは?(黒点・ゲルの元)
→ 濾過方式(自動逆洗/ノンストップ等)と、停止回数の設計が重要です。
Check4:目標品質は?(どこに使うペレットか)
→ 「成形に入る」「フィルムに戻す」「自社内用途」など、用途で要求が変わります。
Check5:人手をどれだけかけられるか?
→ 工程統合や自動化(起動停止・運転の標準化)で、現場負荷が変わります。
導入前に揃えておくと、選定が一気に早くなる情報
問い合わせ・比較検討の段階で、次の情報があると話が早いです。
- 原料の写真(可能なら動画も)
- 材質(PP/PE/PET/ABS…)と配合、印刷有無
- 汚れ感(砂/紙/金属/ラベル等)と洗浄の有無
- 水分(乾燥設備の有無、保管状態)
- 目標能力(kg/h)と稼働時間
- 目標品質(用途:射出/ブロー/フィルム/自社内…)
- 設置条件(電源、スペース、搬送経路)
「どの機種が良いか」より先に、どこがボトルネックかを一緒に言語化できると、無駄な遠回りが減ります。
導入検討の際のよくある質問(FAQ)
-
-
Q1. “ワンステップ”って何がうれしい?
- → フィルムなどの嵩高材で、供給の安定・省スペース・工程短縮に効きやすいのがメリットです。
-
-
-
Q2. 泡・気泡が止まらない時、装置側でできることは?
- → 乾燥だけでなく、真空脱気の設計(段数・強さ)や、材料状態に合わせた構成が重要になります。タンデム(二段脱気)という選択肢もあります。
-
-
-
Q3. 印刷フィルムや異物が多い材料は難しい?
- → 難易度は上がりますが、濾過・脱気の設計を強くし、材料に合わせた構成に寄せることで改善余地があります(停止回数の削減も狙いどころ)。
-
-
-
Q3. 工場内スクラップは、どこを重視すべき?
- → 品質よりもまず、段取り・省人化・工程統合が効きやすいです。破砕〜造粒をまとめる構成が検討対象になります。
-
まとめ
ACERETECHが選ばれやすい背景には、
再生ペレット化でつまずきやすい 供給・脱気・濾過を、工程ごとに “ まとめて安定化 ” させる提案が取りやすい、という理由があります。
もし「自社の材料だと、どの構成が近いか」を整理したい場合は、
原料写真と、現状の困りごと( 泡 / 黒点 / 能力 / 人手 )をセットで見るのが最短ルートです。
その他の参考コラム
押出機の「泡・気泡・スジ」原因とは!?
ACERETECHのLLDPEストレッチフィルムのリサイクルと再利用
再生ペレット押出機 6タイプの製品ラインナップ
Aceretech社は用途に合わせて6つのタイプの押出機をご提案しています。


























