
タンデム単軸押出機とは
AceretechのACSSシリーズは、高脱気が必要なリサイクル用途に開発されたプラスチックリサイクル押出機です。
押出機が二段式になっていることが大きな特徴で、スクリーンチェンジャーや真空引きも二段式にすることが可能です。
タンデム押出機はどのような材料に利用されるのか
・印刷インクのフィルム
・水分率が多いスクラップ
・異物が多い材料
・発泡を抑えられない材料
・容リ材料
カッターコンパクターとは
カッターコンパクターという釜のようなユニットが押出機の前段に搭載されています。
カッターコンパクターは、粉砕、減容、乾燥を1台で実現できる画期的な機械です。
ACSシリーズは、カッターコンパクターと単軸押出機が一体になっている押出機です。
カッターコンパクター押出機の歴史を辿ると、ヨーロッパのメーカーより誕生しました。
次に、台湾メーカー、そして、最後にして最新のカッターコンパクター押出機が、Aceretech社(中国)のフィルムリサイクル押出機です。
「ヨーロッパメーカーより最先端技術を開発、高品質な機械をお客様へ届ける」ことが、Aceretech CEOのビジョンです。
タンデム単軸押出機の仕組み

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ベルトコンベア
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金属検知器
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スライドドア ※世界特許技術
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メンテナンスドア
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カッターコンパクター
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ナイフ(カッターコンパクター内部)
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単軸押出機
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真空ベント
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スクリーンチェンジャー
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タンデム二段目押出機
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ペレタイザー
タンデム単軸押出機の仕組み ムービーver
【最先端技術】タンデム単軸押出機の特徴
01. 発泡を抑えることが可能
水分率が多い材料をリサイクルすると、水が蒸発し、発泡の原因になります。
02. インク付き印刷フィルムのリサイクル
水分率が多い材料をリサイクルすると、水が蒸発し、発泡の原因になります。高い脱気能力がある押出機なので、インク付きフィルムでもリサイクルが可能
03. 異物が多い材料のリサイクルに適切
二段式の押出機の為、一段目と二段目に2回フィルターを搭載することが可能となっている。例えば、レーザーフィルター+スクリーンチェンジャー。
04. ストランドカットが切れない
一段目で異物除去をしている為、二段目のスクリーン交換時は安定して押出が可能