
マイクロ重量式フィーダーとは
成形および押出機用途向けの世界初の重量式マイクロフィーダーです。
とても低い LDRを投与したり、小型の射出成形機や押出機ラインで使用したりするための、真の重量式ロスインウェイトマイクロフィーダーです。
ロードセルと内部ホッパーを振動や衝撃から保護し、±0.5%の精度があります。世界特許取得済みの振動チャネルを使用して、標準ペレット、マイクロペレット、さらには自由に流れる粒状材料を投与します。
ペレット単位で最大10ポンド/時まで投与できます。内蔵のイオン化装置が静電気を中和し、一貫した投与を実現します。
自動補正機能により、時間を節約し、正確な投与を保証します。タッチスクリーンには、1,000種類のレシピが保存可能です。
※重量式フィーダーとは、原料や材料を一定の質量(重量)で供給する装置のことです。主に工場の生産ラインや粉体処理、化学・食品・医薬などの業界で使われています。
基本的な仕組み
重量式フィーダーは、以下のような要素で構成されています:
- ホッパー:原料を蓄える部分
- 供給機構(スクリューやベルトなど):材料を運び出す
- はかり(ロードセル):供給される材料の重量をリアルタイムで計測
- 制御ユニット:設定した質量流量(kg/hなど)になるようにフィードバック制御
動作のタイプ
- ロスインウェイト方式(Loss-in-weight)
ホッパー全体の重量を計測し、時間あたりの重量変化(=供給量)を監視。
→ 高精度な連続供給に向いている。 - ベルト式(ベルトフィーダー)
ベルトの上に材料を載せて供給。ベルト上の重量を測定して流量を調整。
→ 粒状や固形物に向いている。
特徴・メリット
- 定量供給が可能(質量で管理できる)
- 高い精度(体積式フィーダーよりも誤差が小さい)
- 自動化・フィードバック制御と相性が良い