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PET結晶化装置は不要?!

このコラムでは、PET結晶化を検討されているお客様向けに、結晶化装置無しで結晶化させるシステムのご説明をします。

何故、結晶化装置を使用せずに結晶化ができるのか。

アンダーウォーターペレタイザーというペレタイザーであれば、プロセス内にて連続で結晶化が可能です。

アンダーウォーターペレタイザーとは

アンダーウォーターペレタイザーとは、押出機から出た溶融材料を水中で冷却してペレット化する方式です。完全に水中の中でカットをするペレタイザーです。
ダイスから出た樹脂は、循環水で冷却され、直ぐにカットされます。
その為、アンダーウォーターペレタイザーは、多品種のプラスチックをカットできる画期的なペレタイザーです。

アンダーウォーターペレタイザーは、押出機から出た溶融材料を水中で冷却してペレット化する方式です。水の中でストランドが切断され、急速に冷却されるため、ペレットの冷却が非常に速い

アンダーウォーターペレタイザーの概要ムービー

PET結晶化アンダーウォーターペレタイザーの仕組み

PETの結晶化の条件は、結晶化温度(Tc)100〜160℃、PETが結晶化しやすい温度帯は、130〜140℃が最適とされることが多いです。
※PETは元々半結晶性高分子で、成形直後は非晶状態(アモルファス)であることが多いですが、熱や時間をかけて分子鎖を整列させることで結晶化が可能です。結晶化すると、耐熱性・剛性・寸法安定性が向上します。

アンダーウォーターペレタイザーは、水中の中でカットをするため、カットした後のペレット自身の温度が高いです。ペレット化し、遠心分離機を通ったペレットの温度は約150℃程になるので、自然と結晶化が始まります。ストランドカットやホットカット方式では結晶化は難しく、唯一アンダーウォーターペレタイザーだからこそ成し遂げられるシステムとなっております。

PET結晶化アンダーウォーター式ペレタイザー仕組み ムービー

結晶化装置にて結晶化の場合

結晶化装置の場合①ストランドペレタイザーにてペレット加工②結晶化装置にて30~60分滞留させる③結晶化ペレット完成

アンダーウォーターペレタイザーにて結晶化の場合

アンダーウォーターペレタイザーにて結晶化の場合

PET結晶化ペレタイザーのメリット

結晶化装置の課題 メリット
①結晶化装置コストが発生する 結晶化装置は不要
②バッチ式の為、結晶化させる時間が必要 ペレタイザーの連続プロセスの為、約60秒で結晶化
③結晶化装置の電気代発生 ペレットの熱で結晶化の為、ヒーターの電気代は不要
④結晶化装置の設置スペースが必要 ストランドペレタイザーの1/2の設置スペース

ペレタイザー 一覧紹介

アンダーウォーターペレタイザー水中カット造粒システム
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アンダーウォーターペレタイザークリアランスモデル
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アンダーウォーターペレタイザーPET結晶化システム
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アンダーウォーターペレタイザー小型試験機用
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アンダーウォーターペレタイザーマスターバッチモデル
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アンダーウォーターペレタイザーマイクロペレット
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ホットカットペレタイザー
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ハイブリッドペレタイザー
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アンダーウォーターペレタイザー完全自動型
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