
このコラムでは、小型試験機用の押出機を検討されているお客様向けに説明します。
Hartek(中国)小型押出機を専門に取り扱っているメーカーです。試験機の為、コストをかけたくない、短納期を探している、シンプルなデザインをお好みのお客様向けのラインナップです。
※Hartekは、中国広州に本社を置く企業です。
プラスチックおよびゴム業界向けの小型試験機を専門に開発、製造をしているメーカーです。 主に、単軸押出機、二軸混練押出機は30以上の世界特許技術を取得しています。
大学、研究機関、企業の研究開発センターで広く使用されています。
卓上単軸押出機&二軸押出機専門集団 Hartek社 紹介動画
押出機とは
プラスチック押出機とは?
プラスチックを加熱して溶かし、連続的にパイプやフィルム、シート、ペレットなどに成形する機械です。
基本構造
・原料投入(ホッパー)
樹脂ペレットやリサイクル材料を投入。
・スクリューとバレル
スクリューが回転して材料を前方に送る。
バレルにヒーターが付いていて、材料を加熱・溶解。
・ダイ(金型)
押し出された溶融樹脂が「ダイ」を通って形作られる。
ダイの形によって「チューブ」「フィルム」「プロファイル」「ストランド」などが作れる。
■ 主な製品例と用途
パイプ / チューブ・・・給水管、電線管など
フィルム・・・食品包装フィルム、農業用マルチフィルム
シート・・・トレー、ブリスター包装材
プロファイル・・・窓枠、建材
ストランドペレット・・・再生材やコンパウンド材料の原料化
モノフィラメント・・・釣り糸、ブラシの毛など

Hartek社が押出機を安く売れる理由【5つ】
ー 何故、安価で販売が可能?
1.大量生産でスケールメリット
押出機を大量に生産してるため、部品を一括購入で原価が安くなる。
例えばスクリューやバレル、ギアボックスなどを共通化・標準化して大量製造。
2.労働コストが比較的安い
自動化が進んでない工程でも人手で対応可能=コスト削減につながる。
3.部品の内製率が高い
日本やドイツではモーターや制御機器を外注することが多いが、
Hartek社では多くの部品を自社工場で作ってる。
4.材料コストが安い
鋼材、アルミ、ステンレスなどの素材調達コストが中国国内で安い。
5.利益率を薄くしてでも売る戦略
「世界中に機械を販売すること」が目的のため、安価でたくさんのお客様に販売している。
製品一覧