The Majesty of the Donau
MFI 4,500のPPをカット アンダーウォーターペレタイザー

アンダーウォーターペレタイザーとは、完全に水中の中でカットをするペレタイザーです。
ダイスから出た樹脂は、循環水で冷却され、直ぐにカットされます。
その為、アンダーウォーターペレタイザーは、多品種のプラスチックをカットできる画期的なペレタイザーです。
アンダーウォーターペレタイザー概要 ムービー
MFRの数値が高いとカットが困難な理由

MFRの数値が高くなればなるほど、樹脂の粘度は低いです。
イメージは、まるで水飴のようなネバネバ状態の樹脂です。
そのような樹脂は、まずストランドカットでは水槽に引っ張る事が困難です。
次に、ホットカットでは、カットした後に、ペレット同士が付着してしまいます。
残すは、アンダーウォーターペレタイザーですが、一般的なアンダーウォーターペレタイザーでも困難な樹脂です。
理由は、循環水温度を可能な限り低い温度で冷却しなければならない為です。
今回の樹脂は設定温度5度です。
循環水温度を5度に設定すると、ダイスの温度が冷えてしまい、閉塞します。
しかしながら!ECON社のアンダーウォーターペレタイザーであれば閉塞しません。
理由は世界特許技術の「断熱式ダイプレート」です。
「断熱式ダイプレート」3つの特徴

ダイスの閉塞を解消
水温が低い(1℃~10℃)場合でも閉塞の現象は発生しない
融点が高いスーパーエンプラでも閉塞は発生しない
LCP、PEEK、PPS等の樹脂もカット可能
(融点400℃のLCPのカットがアンダーウォーターペレタイザーで可能)
樹脂劣化を防ぐ
ダイスの閉塞現象を改善するには、①ダイスの温度を上昇させる②樹脂温度を上昇させる必要がある。が、ECON社は適切な温度でカットが可能である。