
一軸破砕機「Power Line 2000」
トルコ D社
D社は、WEIMA PowerLine 2000 一軸破砕機を使用して、危険物質や毒性物質を含む材料を含む産業廃棄物を処理しています。
2024年4月には、産業プロセスから発生する有害廃棄物の処理ラインを導入し、事業を拡大しました。ゴム、プラスチック、繊維、化学薬品、塗料製品、有害物質に汚染された容器などの廃棄物は、WEIMA PowerLine 2000シュレッダーを用いて廃棄物固形燃料(RDF)に変換されます。高カロリーのRDFは、その後、地域のセメント製造業者に販売されます。
ムービー:産業廃棄物(WPL2000)一軸破砕機 WEIMA

導入の理由
最大9t/hの処理能力!
廃棄物はトラックで搬送され、グリッパーを介してシュレッダーに投入されます。
Bosch Rexroth社製の315kW油圧ドライブを搭載したPowerLine 2000一軸破砕機は、廃棄物を均一な粒径50mmに粉砕します。
ローター長2,000mm、ローター径800mmのPowerLineシリーズは、様々な廃棄物を一段で破砕するのに最適です。WEIMA一軸破砕機は堅牢な構造で、このような変動の激しい廃棄物の流れや過酷な条件下でも優れた性能を発揮します。
古紙はベール状に梱包され、処理されるまで保管されます。フォークリフトでベールをWLK 1500のホッパーに投入します。ベールに巻き付いたワイヤーも細断されます。内蔵の磁気ドラムがワイヤーを分離し、下流の排出コンベアに集めます。これにより、後工程の機械が損傷するのを防ぎます。


インテリジェントなメンテナンスドアによる信頼性の高い運転。
産業廃棄物や有害廃棄物は、摩耗性が高く破砕が難しいだけでなく、金属などの破壊原因物質が含まれていることも少なくありません。これらの物質が破砕機内に入ると、自動的に停止します。油圧式点検フラップから物質を簡単に取り除くことができ、機械を迅速に再起動できるため、ダウンタイムを削減できます。
「一軸破砕機Power Line 2000」2つの特徴

1.スイングラム式
スイングラム式は、上下にプッシャーが動くため、破砕機内部の容積を増やすことに成功!かさ密度が低いスクラップも大量に短時間で破砕!

2.メンテナンスドア搭載
スイングラム式は、メンテナンスドアを設けることが可能。
ローターと反対側のメンテナンスドアよりアクセスが可能により、清掃が簡易になりました。
