
一軸破砕機「W5.22」
オランダ H社
欧州委員会副委員長兼グリーンディール担当最高責任者のフランス・ティメルマンス氏が開所式に出席しているということは、何か重要なものがここで生まれていることを事前に察知できるでしょう。今回もまた、まさにその通りです。オランダにHealixリサイクルセンターを開設したことで、創設者のマルセル・アルバーツ氏は、いわゆる「ゴーストネット」に戦いを挑みました。ゴーストネットとは、世界中の海を汚染する、放置されたまま漂流する漁網やロープのことです。残念ながら、ウミガメなどの海洋生物が巻き込まれた忘れられない写真から、この状況はあまりにもよく知られています。最先端のプラスチックリサイクル技術を駆使し、この線状廃棄物を現場で製品化し、循環型経済を構築することを目指しています。油圧駆動のWEIMA W5.22一軸破砕機が設置されています。


破砕機 導入ユーザー紹介動画 HEALIX社
プラスチック問題:ゴーストネット 彼のアイデアはシンプルでありながら野心的だ。漁業や農業で廃棄されたり壊れたりした網、ロープ、コードを集めてリサイクルするというものだ。しかし残念ながら、それらは十分にあり余っている。ヒーリックス社によると、ゴーストネットは太平洋ゴミベルトの少なくとも30%を占めているという。これはフランスの3倍の面積に相当する。
導入の理由
WEIMAの高吐出量の破砕技術!
H社様は、最先端のリサイクル技術を活用し、完璧な稼働を実現しています。スクリュー長2,200mmのWEIMA W5.22一軸破砕機が使用されています。この破砕機には、Bosch Rexroth製の強力な油圧駆動装置が搭載されています。

HEALIX社 ご担当者様
「インターネットで一軸破砕機を探していたところ、すぐにWEIMAの存在を知りました。また、ロープや大型袋の破砕に関する動画も見ました。同時に、自分のネットワーク内でも色々と聞いてみました。WEIMAは業界で非常に高い評価を得ている会社です。そこで、ドイツのWEIMAに連絡しました。すべては一軸破砕機から始まります。一軸破砕機が堅牢で信頼性がなければ、その後の生産工程全体に悪影響が出ます。その為、WEIMA一軸破砕機を選択しました。」

「一軸破砕機W5.22」2つの特徴

1.スイングラム式
スイングラム式は、上下にプッシャーが動くため、破砕機内部の容積を増やすことに成功!かさ密度が低いスクラップも大量に短時間で破砕!

1.メンテナンスドア搭載
スイングラム式は、メンテナンスドアを設けることが可能。
ローターと反対側のメンテナンスドアよりアクセスが可能により、清掃が簡易になりました。

「一軸破砕機 W5.18」で破砕されている廃プラ
1.漁網、ロープ




Product lineup