
一軸破砕機「WLK1500」
ベルギー U社
U社様は、 WEIMA社製WLK 1500一軸破砕機を導入し、断熱ボード製造時に発生するスクラップや廃棄物の破砕を行っています。特徴的なのは、最大5.5メートルの長さのパネルを一軸破砕機に投入できる油圧式傾斜テーブルです。
ムービー:断熱ボード 破砕機 WEIMA
導入の理由
U社は2030年までに生産する断熱ボードの100%をリサイクル可能にし、事業所で発生する生産廃棄物の最大90%をリサイクル・再利用するという野心的な目標を掲げています。

火災の危険性がある破砕処理にWEIMA社一軸破砕機を採用しています。
この目標達成に一歩近づくため、WEIMA WLK 1500一軸破砕機の導入を開始しました。
発生する製造廃棄物は、純粋ポリウレタン(PU)フォームでできたパネル、またはPUフォーム、木材、釘です。PUフォームの粉塵は非常に可燃性が高いため、釘は破砕時に特に危険です。この火災の危険性を最小限に抑えるため、破砕は低速で行われます。さらに、油圧駆動で作動します。これにより、かさばるパネルを25mm未満の粒子径に破砕することができます。

大型材料用油圧式傾斜テーブル
もう一つの課題は、パネルの長さが最大5.5メートルにもなるため、その大きさでした。そこで、解決策として、WLK 1500には材料供給用の油圧式傾斜テーブルが搭載されています。最大長さ5,500mmの断熱ボードの束全体を、フォークリフトを使って傾斜テーブルから簡単に供給できるようになりました。事前の処理は一切不要です。これにより、時間だけでなく、人件費と輸送コストも削減できます。



「一軸破砕機WLK1500」2つの特徴

1.WLK1500一軸破砕機
ローター長1500mmの為、大きなスクラップの破砕に最適。

2.WEIMA社製オリジナルVローター
硬質プラ用に開発された特殊ローター
Product lineup